2025年7月18日
シリア国営通信は金曜日、内務省報道官のヌリッディン・アル・ババ氏が、政府軍がスウェイダ州に再配置されているとの報道を否定したと伝えました。
水曜日に発表された停戦は、スウェイダ州での数日にわたる戦闘を一時的に終結させました。
停戦発表後、シリア軍はスウェイダから撤退しましたが、木曜日遅くにベドウィン族とドゥルーズ派の間で再び衝突が発生しました。
イスラエルはまた、スウェイダ州で夜間に新たな攻撃を実施しました。
この新たな攻撃は、シリア内務省が同市での新たな停戦合意を確認した翌日に行われました。停戦には、南部州全体の中央政府権限下への完全な再統合が盛り込まれています。
イスラエル攻撃への懸念
米国は木曜日、ワシントンとアンカラが暴力終結の合意を仲介した翌日に、同盟国イスラエルのシリア攻撃に反対する意向を示しました。
国務省のスポークスウーマン、タミー・ブルース氏は記者団に対し、「米国は最近のイスラエルの攻撃を支持していない」と述べました。
マルコ・ルビオ国務長官も、ダマスカスの国防省への攻撃を含むイスラエルの攻撃について質問を受け、懸念を示しました。
イスラエルは、ドゥルーズ派コミュニティを支援するという口実で、バッシャール・アル・アサド政権の崩壊以降、シリアへの爆撃を繰り返しています。
シリアの主要なドゥルーズ派指導者たちは、イスラエルの主張を一貫して否定し、外国の介入を非難する共同声明を発表するとともに、統一シリアへのコミットメントを再確認し、分裂や分離主義を拒否しています。
木曜日にイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と電話会談を行った米国のドナルド・トランプ大統領は、新たな指導者アフメド・アル・シャラーの下でシリアとの関係改善を目指すトルコとサウジアラビアの立場に同調しています。