2025年3月20日
ドイツはシリアにおける大使館を正式に再開したと、外務省の関係者が伝えました。現在、ダマスカスで少人数の外交チームが活動しています。
外務大臣アナレーナ・ベアボック氏は、シリア内戦の最中に2012年に閉鎖された大使館の再開を木曜日に指示しました。この再開は、アサド政権崩壊から約3ヶ月後のことです。
領事業務およびビザの処理は、シリアの安全状況を考慮して、引き続きレバノンの首都ベイルートから行われると、関係者は付け加えました。
「独裁者アサドの倒閣後、ドイツはシリアの人々に対し、より安定した未来への道を歩むための支援を約束しています」と、関係者は述べました。
外交的接触の構築
「ドイツは安定したシリアに対して極めて重要な関心を持っています。私たちは現地での安定化という難しい課題に対して、より良い貢献ができると考えています」
外務省の関係者は、現地にプレゼンスを持つことによって、「重要な外交的接触を築き、それによってすべての住民グループの利益を考慮した包括的な政治的移行プロセスを推進できる」と述べました。
「現地にいる外交官と共に、私たちは再び市民社会と重要な仕事に取り組むことができ、深刻な悪影響を受けた事態に対しても、直接的かつ即座に対応することができます」