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日本の与党、裏金スキャンダルで新たな打撃
石破氏への国民の支持は急落しており、7月の参議院選挙を前に懸念が高まっています。
日本の与党、裏金スキャンダルで新たな打撃
岸田氏の事務所は、2022年の首相在任中に国会副大臣に商品券を配布しました。/ 写真: ロイター / Reuters
2025年3月19日

自民党の指導者たちは、拡大する裏金スキャンダルの影響を受け続けており、石破茂氏に続き、岸田文雄前首相も在任中に議員に商品券を配布していたことが明らかになりました。

「常に法律に従ってきました」と、岸田氏の事務所は水曜日に共同通信に語りました。

岸田氏は2021年から2024年まで首相を務め、昨年石破氏に政権を引き継ぎました。

共同通信によると、岸田氏の事務所は2022年の首相在任中に国会副大臣らに商品券を配布していたとされ、自民党関係者の話として報じられています。

また、石破氏は「感謝の意」を示すため、自民党の新任衆議院議員15人に、それぞれ670ドル相当の商品券を配ったとして追及されています。

議員への手渡し

最近の世論調査によると、石破政権の支持率は、彼が自民党の議員12人以上に商品券を配った後、過去最低に落ち込んでいます。

首相は、自身の行動が政治資金規正法に違反していないと主張しましたが、「多くの人々に不信感と怒りを引き起こしたことを謝罪」しました。

野党は、スキャンダルに揺れる自民党に対する圧力を強めており、立憲民主党の議員は岸田氏に国会で質問に答えるよう求めています。

その後、15人の議員はすべて商品券を石破氏の事務所に返却しました。

最新の世論調査は、7月に予定されている参議院選挙を前に、石破氏のリーダーシップに打撃を与える可能性があります。

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