2025年6月10日
ロシア国防省は、バルト艦隊と北方艦隊が航空部隊の支援を受けて、バルト海で海軍演習を実施していると発表しました。
国防省の声明によると、海軍部隊は仮想敵の艦隊に対する攻撃訓練を行いましたが、演習の開始日および終了日については明らかにされていません。
また、極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」を搭載する北方艦隊のフリゲート艦アドミラル・カサトノフが、バルト艦隊の艦船と連携して電子発射を行ったとしています。
国防省によると、対テロ部隊はテロリストに拿捕された船舶の検査および解放を想定した訓練を行いました。
また、海軍と空軍は、船舶の拿捕や敵対国によるその他の「不正行為」を防ぎ、海上の安全を確保するための共同作戦を実施し、Su-27戦闘機の乗組員は敵機に見立てた標的との模擬空中戦や仮想ミサイルによる発射訓練も行いました。