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中央イスラエルで複数のバス爆発事件発生
警察によりますと、バト・ヤム市でバスに関連する異なる場所で爆弾2つが処理されている間に、3つの爆弾が爆発しましたが、負傷者は報告されていません。
中央イスラエルで複数のバス爆発事件発生
イスラエル警察の発表によると、爆発が「攻撃の可能性」によるものであるかどうかを調査しています。/ 写真: AFP
2025年3月4日

警察によると、中央イスラエルのバト・ヤム市で複数のバスが爆発し、「テロ攻撃の可能性がある」と発表しました。当局によれば、負傷者は報告されていません。

木曜日の夜に発表された警察の声明では、「速報 – テロの可能性がある攻撃です。バト・ヤム市の複数の地点で、バスに関連する爆発が発生しましたとの通報を多数受けました」と述べています。

警察は、大規模な部隊を動員して容疑者の捜索を進めていると発表しました。

また、声明では「警察の爆発物処理班が追加の不審物を捜索しています。市民の皆様には、現場周辺に近づかず、不審な物を見かけた場合は警戒を怠らないようお願いします」と呼びかけました。

AFP通信の取材に対し、警察の報道官は「これらの爆発物は全て同じ構造の時限式爆弾です。3つはすでに爆発し、さらに2つが発見され、現在処理が進められています」と説明しました。

軍、占領下のヨルダン川西岸での攻撃強化を指示

一部のイスラエルのテレビ局が放送した映像では、全焼したバスと炎上中のバスが映し出されました。

イスラエルのメディアによると、全国のバス運転手に対し、追加の爆発物がないか自らのバスを点検するよう求める指示が出されました。

警察も現場の写真を公開しましたが、爆発の詳細や負傷者の有無については明らかにしていません。

一方、イスラエルの公共放送によると、国内治安機関のシン・ベトと警察が、この事件が組織的な攻撃であった可能性を検討しています。

イスラエルの新聞「イェディオト・アハロノト」は、テルアビブ郊外のバト・ヤムでの爆発を受け、木曜日の夜に市内のすべてのライトレールの運行が停止されたと報じました。

「ネタニヤフ首相は、ダン(中央)地域での即席爆発装置(IED)に関する軍事秘書からの最新情報を受け続けており、まもなく安全保障会議を開く予定です」と首相府が発表しました。

イスラエルのカッツ国防相は、占領下のヨルダン川西岸での攻撃を強化するよう軍に指示したと明らかにしました。

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