2025年3月4日
イスラエル軍は、パレスチナ武装組織ハマスから引き渡された遺体が、ガザで拘束されていたイスラエル人人質のシリ・ビバス氏のものではないと発表しました。
ハマスは、ガザでの停戦および捕虜交換協定の下、木曜日に南部ハンユニスでビバス氏、その2人の子供であるアリエルちゃんとクフィルちゃん、さらにオデッド・リフシッツ氏の遺体を引き渡しました。
イスラエル軍は声明の中で、「イスラエル警察と協力し、国立法医学研究所による身元確認プロセスを完了した結果、イスラエル国防軍(IDF)の代表者はビバス家族に対し、アリエルちゃんとクフィルちゃんの身元を確認したことを伝えた」と発表しました。
さらに、「身元確認の過程で、引き渡された遺体のうち1体がシリ・ビバス氏のものではなく、他のいかなる人質とも一致しないことが判明した」と付け加えました。
ハマスは、「イスラエル人人質は、15か月にわたる包囲地域でのジェノサイドの中、テルアビブによる無差別空爆で死亡した」と主張しました。