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トランプ大統領の息子、将来の大統領選出馬を示唆
ドナルド・トランプ・ジュニア氏は将来の大統領選出馬の可能性を否定せず、政治的な憶測を呼んでいます。
トランプ大統領の息子、将来の大統領選出馬を示唆
トランプ・ジュニア氏は、大統領選への出馬を否定していたこれまでの発言を撤回しました。/ 写真: ロイター / Reuters
11時間前

米国のドナルド・トランプ大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏(47)は、これまで大統領選出馬を否定してきましたが、15日、水曜日に「いつかは出馬するかもしれない」と述べ、将来的な出馬の可能性を示唆しました。

ドーハで開かれたフォーラムで、父親の後を継いで大統領選に出馬する考えがあるかと問われたトランプ・ジュニア氏は、最初に笑みを浮かべた後、「可能性はある」と語りました。

同氏は、ブルームバーグ主催の「カタール経済フォーラム」のパネルディスカッションにおいて、「そのような質問を受けること自体が光栄であり、それを歓迎してくれる人がいるのは名誉なことだ」と述べ、聴衆の一部からは拍手が起こりました。

さらに、「何が起こるかは分からない」とも付け加えました。

トランプ・ジュニア氏は、家族経営の高級不動産企業「トランプ・オーガニゼーション」の副社長を務めており、父親の政治的主張を積極的に支持しています。

トランプ・オーガニゼーション幹部

3月、リベラル系のニュースサイト「メディアイト」は、トランプ・ジュニア氏が「2028年の大統領選出馬を真剣に検討している」と報じましたが、当時、本人はこれを否定していました。しかし15日、水曜日に行われたフォーラムでは、出馬の可能性を完全には否定しませんでした。

同氏はブルームバーグ主催のフォーラムで、「分かりませんが、いつかは、そういう『呼びかけ』を感じる時が来るかもしれません」と語りました。

さらに、「父は共和党を本当に変えたと思います。今では『アメリカ・ファースト』の党、あるいはMAGA(Make America Great Again)党と呼ぶべきものになったと思います」と述べました。

トランプ・オーガニゼーションは、2016年の大統領選で父親が当選して以降、長男のトランプ・ジュニア氏と次男のエリック氏によって運営されています。

なお、トランプ大統領自身は経営上の役職には就いていないものの、信託を通じて依然として同社の資産を保有しています。

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