2025年6月16日
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、イスラエルとイランの衝突を終結させるという米国のドナルド・トランプ大統領の最近の発言を歓迎し、地域全体が炎に包まれる恐れがある大惨事を防ぐため、迅速な対応の必要性を強調しました。
両首脳は、イスラエルとイランの対立に加え、二国間関係や地域情勢について電話会談を行ったと、トルコ大統領府通信局が日曜日にXで明らかにしました。
エルドアン大統領は、イランの核開発問題の解決には外交以外に現実的な道はないと重ねて主張し、この目的のためにトルコが仲介を含むあらゆる努力を行う用意があると述べました。
トルコのエルドアン大統領は、イスラエルによるイランへの攻撃が、双方にとって「取り返しのつかない経済的・民間人への被害」をもたらしていると述べ、この危険な道を終わらせる必要性を強調しました。
トランプ大統領は日曜日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」において、「イランとイスラエルは合意すべきであり、合意するだろう」と投稿し、平和実現に向けた多数の電話会談や会合が進行中であると述べました。
緊急対応
イスラエルとイランの衝突は金曜日未明、イスラエルがイランの軍事・核関連施設を攻撃し、複数の幹部や科学者が死亡したことから始まりました。
イスラエルは攻撃を継続しており、イランも報復攻撃を行っています。
トルコのエルドアン大統領と米国のトランプ大統領は、土曜日に電話会談を行いました。
エルドアン大統領はこの会談で、中東全体を巻き込む事態を防ぐため、「緊急対応」が必要だと強調しました。