2025年6月22日
米国のドナルド・トランプ大統領は、イランが報復を実行した場合、米国はイラン国内の他の標的を攻撃すると警告し、今回の攻撃によってイランの核施設が「完全に破壊された」と述べました。
「今後、和平が実現するか、あるいは過去8日間に目にしたものをはるかに上回る悲劇がイランを襲うことになる」と、トランプ大統領は日曜日未明にホワイトハウスで行った全国向けのテレビ演説で述べました。
「米国軍は、つい先ほど、イラン政権の主要な核施設であるフォルドー、ナタンズ、イスファハーンに対し、大規模かつ精密な攻撃を実施しました。これらの名称は、破壊的な核開発計画とともに、長年にわたり広く知られてきました」と、トランプ大統領は述べました。
また、「我々の目的は、イランの核濃縮能力を破壊し、世界最大のテロ支援国家による核の脅威を終わらせることです」と付け加えました。
トランプ氏は、今回の米国による攻撃を「目覚ましい軍事的成功」と評価し、「イランの主要な核濃縮施設は完全かつ徹底的に破壊されました」と述べました。
米国大統領はイランを「中東のいじめっ子」と呼び、テヘランは「今こそ和平に応じなければならない」と語りました。
さらに、「応じなければ、今後の攻撃はさらに大きく、容易なものになる」と警告しました。