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キルギスとタジキスタン、歴史的な国境協定に署名
20年にわたる交渉の末、ビシュケクとドゥシャンベは国境紛争を解決しました。
キルギスとタジキスタン、歴史的な国境協定に署名
キルギスのジャパロフ大統領は、2025年3月13日にキルギスのビシュケクで行われた会談中に、タジキスタンのラフモン大統領と握手しました。 / 写真:ロイター / Reuters
2025年3月13日

キルギスのサディル・ジャパロフ大統領とタジキスタンのエモマリ・ラフモン大統領は木曜日、ビシュケクで国境に関する協定に署名し、近年紛争の原因となっていた長年の対立を解決しました。

2002年から交渉が続いていた文書が、ラフモン大統領のビシュケク公式訪問中にキルギスの国営迎賓館「コヒージョン・センター」で署名されました。

両国の大統領は、二国間の経済協力を強化するために必要な措置を講じることを誓約する共同声明も発表しました。

約1,000キロメートルに及ぶキルギス・タジキスタン国境は、長年にわたり衝突の火種となり、特に2021年と2022年には深刻な衝突が発生しました。

2021年には3日間の戦闘により、キルギス側で36人、タジキスタン側で19人が死亡しました。

2022年9月には2日間の衝突で少なくとも100人が死亡し、約14万人が避難を余儀なくされました。

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