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シリア-イスラエル間の対話がパリで行われ、緊張緩和につながった—米国
米国特使のトム・バラック氏は、シリア南部で緊張が高まる中行われた会談を受けて、双方が引き続き協議を続けることで合意したと述べました。
シリア-イスラエル間の対話がパリで行われ、緊張緩和につながった—米国
米国、パリでのシリア・イスラエル会談が対話と緊張緩和につながったと発表/ 写真: AP / AP
2025年7月25日

トルコ駐在の米国大使でシリア担当特使を務めるトム・バラック氏は、シリアとイスラエルの当局者によるパリでの会談について、南部シリアでの最近の衝突を受けて「対話と緊張緩和に向けた進展があった」と述べました。

「今夜、私はパリでシリア側およびイスラエル側と会談しました。目的は対話と緊張緩和であり、まさにそれを達成しました」とバラック氏はXに短い声明を投稿しました。

また、「すべての関係者が、今後もこうした努力を継続する意思を再確認しました」とも述べました。

シリア側およびイスラエル側のいずれの側からも、直ちに公式な確認は得られていません。

しかし、報道によると、イスラエルのロン・デルメール戦略問題相とシリアのアサド・シャイバニ外相が会談に出席する見込みだと伝えられています。

スウェイダで致命的な騒乱発生

米国務省副報道官のトミー・ピゴット氏は記者会見で、バラック特使と国務長官のマルコ・ルビオ氏がパリでの会談に先立ち、数日間にわたり両当事者と連絡を取っていたことを確認しました。

「シリアは重要な岐路にあり、この問題の進展にはシリア政府の主導が求められています」とピゴット氏は述べました。

シリア南部のスウェイダ県では、7月13日にベドウィン系アラブ部族とドゥルーズ派の間で衝突が発生して以来、シリアとイスラエル間の緊張が高まっています。

暴力行為は急速にエスカレートし、イスラエルはダマスカスを含むシリアの軍事拠点やインフラに空爆を実施しました。

イスラエルはこれらの攻撃がドルーズ派コミュニティの保護を目的としていると主張していますが、シリアのドルーズ派指導者は外国の干渉を公に拒否しています。

土曜日に停戦が成立しました。

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