8時間前
英国の首相は、無実の子どもたちが爆撃を受ける苦しみの度合いは「全く耐え難い」と述べ、「ガザの人々を飢え死にさせるわけにはいかない」と強調しました。
キア・スターマー氏は火曜日、英下院での演説の中で、「ガザの悲惨な状況について申し上げたい。無実の子どもたちが再び爆撃を受ける苦しみの度合いは全く耐え難い」と述べました。この演説は、同国のEUとの「リセット協定」についてのものでした。
スターマー首相は、イギリスがヨルダン川西岸での入植活動を一切認めない立場を改めて強調し、ガザへの人道支援を大幅に拡充する必要があると訴えました。
また、「イスラエルによる事態のエスカレーションには、私たちは深い懸念を抱いていることを、ここに記録として明確にしておきたい」と述べました。
さらに、イスラエル政府が最近発表した「最低限の支援物資のみをガザに許可する」との方針については、「全くもって不十分で受け入れがたい」と強く非難しました。
スターマー首相は「ガザの人々を飢えさせるわけにはいかない」と強調しました。
イスラエル軍は国際社会からの停戦要請を拒否し、2023年10月以来、ガザに対する激しい攻撃を続けており、これまでに5万3,500人近いパレスチナ人が死亡しています。その多くは女性と子どもです。