2025年7月30日
佐賀県にある九州電力・玄海原子力発電所の周辺上空では、7月下旬に複数の不審な飛行物体が目撃されました。関係当局はそれらをドローンと見て調査を進めていますが、機体の詳細や操縦者の身元は、いまだ特定されていません。
九州電力によると、施設への被害や異常は確認されておらず、原発の運転にも影響は出ていないということです。
原子力規制庁と警察は、ドローンによる監視や攻撃の可能性も含めて、周辺の警戒態勢を強化しています。
政府は、重要インフラ施設への無許可飛行に対する対策の強化を検討しており、今回の事案を受けて、改めてドローン規制のあり方が問われています。