トルコ
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トルコはウクライナ・ロシア間の和平協議で「重要な役割」果たすとNATO事務総長
NATOのマーク・ルッテ事務総長は、トルコが関係各国と良好な関係を築いており、信頼できる仲介者として見なされていると述べました。
トルコはウクライナ・ロシア間の和平協議で「重要な役割」果たすとNATO事務総長
NATOのマーク・ルッテ事務総長が、アンタルヤ県ベレクにあるNEST会議センターで開催されたNATO外相非公式会合に先立ち、報道陣に対してコメントしました。/写真:AA / AA
2025年5月15日

NATOのマーク・ルッテ事務総長は木曜日、ウクライナとロシアの和平協議におけるトルコの独自の外交的影響力を称賛し、加盟国間の意見の相違が残る中で同盟の結束を呼びかけました。

ルッテ事務総長は、トルコ南部アンタルヤで開催されているNATO外相会合の2日目に出席する際、記者団に対し、「トルコは関係するすべてのパートナーと良好な関係を築いており、真剣な交渉の場として見なされているため、重要な役割を果たしています」と述べました。

ウクライナ側が交渉に前向きな姿勢を示す中で、ルッテ氏は、両当事者を引き合わせるトルコの力とその信頼性が、今後の和平協議において中心的な役割を果たすだろうと強調しました。

「トルコには、外相や大統領といった関係者が揃っており、これらの協議を成功に導く力があります」と語りました。

アンタルヤで開催されている外相会合では、ウクライナ情勢、軍事協力、そして産業能力が主要議題になるとみられています。

一方、米国のマルコ・ルビオ国務長官は木曜日、ロシア・ウクライナ戦争で「公正な和平につながるのであれば、トランプ大統領はあらゆる手段に前向きだ」と木曜日に述べました。

 ルビオ長官は、トルコでの外相非公式会合を前に、今後数日間での進展に期待を示した上で、「この紛争に軍事的解決はない」と強調しました。

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