14時間前
ドイツ政府は火曜日、紅海での海上交通保護を目的としたEU主導の任務に参加していたドイツ軍の航空機に対し、中国軍がレーザーを照射したと発表しました。
ドイツ外務省はXで、「ドイツの要員を危険にさらし、任務の遂行を妨げる行為は、決して容認できない」と述べ、中国大使を呼び出して抗議したことを明らかにしました。
ドイツ国防省の報道官によると、EUの「アスピデス」任務の一環として紅海上空で通常の哨戒活動を行っていたドイツ軍の航空機が、「理由もなく、事前の接触もないまま」中国軍の艦船からレーザー照射を受けました。
同省は、中国側の行為について「ドイツの要員や装備を危険にさらすリスクを伴うものだった」と指摘しました。
この事案を受けて、当該航空機の任務は中止され、ジブチの基地に帰還したということです。
このレーザーが兵器だったのか、それとも照準用のシステムだったのかは、現時点では明らかになっていません。