18時間前
米国は月曜日、アサド後のシリアに対する制裁の解除を受けて、ハヤト・タハリール・アル・シャーム(HTS)をテロ組織リストから除外する可能性があると述べます。
発表によると、国務省はトランプ大統領の指示に従い、HTSのテロ指定を見直すとともに、シーザー法に基づくシリアへの制裁を全面的に停止することも検討するとしています。
また、米国は、HTSおよびシリアのアフマド・アル・シャラー大統領への「特別指定グローバルテロリスト(SDGT)」指定、さらにシリアへの「テロ支援国家」指定についても見直すとしています。
声明では、「本日の措置は、シリア国民が安全で安定し、繁栄した未来を築くための新たな章の始まりを示すものです」と述べられています。
安定と平和への道
ホワイトハウスは月曜日、トランプ大統領がシリアに対する米国の制裁プログラムを終了する大統領令に署名したと発表しました。
これに先立ち、ホワイトハウスのカロライン・レビット報道官は記者団に対し、この措置はシリアの「安定と平和への道」を支援することを目的としていると述べました。
トランプ氏は5月、リヤドで開かれた投資フォーラムにおいて、シリアに対する「残酷かつ壊滅的な」制裁を解除する意向を示しました。翌日にはサウジアラビアで、シリアのアフマド・アル・シャラー大統領と歴史的な会談を行い、これは米シリア両国の首脳による25年ぶりの会談となりました。
約25年間シリアを統治していたバッシャール・アル・アサド氏は、ハヤト・タハリール・アル・シャーム主導の急襲によって反体制派が12月8日にダマスカスを掌握した後、ロシアへ逃亡しました。