政治
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国連事務総長、東部コンゴ和平に向けたDRCとM23の合意を歓迎
東部での暴力緩和を目的とした数週間にわたる外交的取り組みの結果、双方の代表はこの宣言に署名しました。
国連事務総長、東部コンゴ和平に向けたDRCとM23の合意を歓迎
紛争が続く中、数週間にわたる外交努力の末に「原則宣言」に署名 / 写真:ロイター / Reuters
2025年7月21日

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、コンゴ民主共和国(DRC)政府と、3月23日運動(AFC/M23)として知られるM23反政府勢力との間で署名された「原則宣言」を歓迎しました。

グテーレス事務総長は日曜日、Xに投稿した声明の中で「コンゴ民主共和国政府とAFC/M23との間で『原則宣言』が署名されたことを歓迎します」と述べました。

また、「国連は、国家当局や地域・国際パートナーと緊密に連携しながら、コンゴ民主共和国における平和、市民の保護、そして安定に向けた取り組みを引き続き支援していきます」と付け加えました。

両当事者の代表は、同国東部での暴力の緩和を目的とした数週間にわたる外交的な取り組みを経て、土曜日にこの宣言に署名しました。

今回の合意は、6月27日にワシントンで締結されたルワンダとコンゴ民主共和国による別の和平合意からわずか数週間後のことであり、戦闘終結への期待が高まっています。

コンゴ民主共和国および欧米諸国は、2021年に再台頭したM23反政府勢力をルワンダが支援していると非難していますが、ルワンダは一貫してこれを否定しています。

東部紛争の中心にあるM23は、今年初めに制圧したゴマやブカブの州都を含む広大な地域を掌握しています。

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