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韓国海兵隊員死亡事件めぐり、検察が国防省と大統領府を家宅捜索
検察は、2023年に発生したチェ・スグン上等兵の死亡事件の捜査に対する尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の介入疑惑について捜査しています。
韓国海兵隊員死亡事件めぐり、検察が国防省と大統領府を家宅捜索
大統領府「青瓦台」、閉鎖前に観光客が殺到 / 写真: ロイター / Reuters
2025年7月10日

2023年に発生した海兵隊員の死亡事件をめぐり、韓国の検察が木曜日に国防省と大統領室の国家安保室(NSO)を家宅捜索したと、現地メディアが伝えました。

聯合ニュースによると、特別検事のイ・ミョンヒョン氏のチームは、2023年7月に集中豪雨の被災者を捜索中に増水した川に流されて死亡したチェ・スグン上等兵の事件をめぐり、軍上層部や大統領室が初動捜査に介入した疑いがあるとして、家宅捜索を行いました。

チームは、チェ上等兵の死亡事件をめぐる捜査に対する尹錫悦(ユン・ソギョル)前大統領の介入疑惑について調べています。

当時の海兵隊第1師団長イム・ソングン氏を含む8人の将校について、軍の捜査当局は事件の責任があると結論づけ、過失致死などの容疑で警察に送致しようとしていました。

チームは、軍の捜査結果に対する尹前大統領の不満に関連するとされるNSOの会議録や、死亡事件をめぐる報道に対する国防省の対応を記録した資料を押収する方針だと伝えられています。

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