2025年1月25日
ブラジル政府は声明で、インドネシアが正式にBRICSの正規メンバーとして加入することを発表しました。これにより、ロシア、インド、中国、南アフリカを含む主要新興経済国のグループがさらに拡大することになります。
世界で4番目に人口の多いインドネシアは、これまで新興国の連携を強化し、グローバルサウスの利益を促進する手段としてBRICSへの参加を希望していました。
2025年にBRICS議長国を務めるブラジルによると、加盟国は2023年にヨハネスブルクで開催されたサミットで承認された拡大方針の一環として、インドネシアの加入を全会一致で承認したとしています。
南米のブラジルは、インドネシアの加盟申請が2023年にBRICSブロックから承認されたものの、同国が昨年の大統領選挙後に加盟を正式に求めたと指摘しました。プラボウォ・スビアント大統領は10月に就任しました。
ブラジル政府は、「インドネシアは他の加盟国と共に、国際的な統治機関の改革を支持し、グローバルサウスにおける協力の深化に積極的に貢献しています」と述べています。
BRICSには、エジプト、エチオピア、イラン、アラブ首長国連邦も含まれています。