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米国特使、ウクライナを訪問しロシアへの武器供与と制裁を協議
ウクライナのゼレンスキー大統領は、トランプ大統領の特使キース・ケロッグ氏と会談し、ロシアの脅威について概要を説明し、キーウの防衛支援強化を求めました。
米国特使、ウクライナを訪問しロシアへの武器供与と制裁を協議
ウクライナのゼレンスキー大統領と米国のウクライナ担当特使ケロッグ氏がローマで会談 / 写真: ロイター / Reuters
2025年7月14日

米国のドナルド・トランプ大統領のウクライナ特使キース・ケロッグ氏が月曜日にキーウに到着し、ロシアに対する安全保障や制裁について協議すると、ウクライナ大統領府長官のアンドリー・イェルマーク氏が述べました。

イェルマーク氏は月曜日、テレグラムのメッセージアプリで「防衛、安全保障の強化、武器、制裁、国民の保護、ウクライナと米国の協力強化など、多くの議題がある」と書き込みました。

ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は日曜日の夜の演説で、軍司令官に対し、ケロッグ氏にロシアの能力とウクライナの見通しに関する情報を提供するよう指示したと述べました。

イェルマーク氏は、ケロッグ氏がウクライナ保安庁(SBU)や情報機関のトップとも会談を行う予定であると付け加えました。

ゼレンスキー大統領は、「さらなる支援に関する協議が今週中に行われる」と述べた上で、ロシアに和平を促すために何が可能かを米国に十分理解してもらいたいとの考えを示しました。

トランプ氏は日曜日、激化するロシアの攻撃を阻止するために必要だとして、ウクライナにパトリオット防空ミサイルを供与する意向を示しました。

また、事情に詳しい関係者2人の話として、トランプ氏が従来の方針を大きく転換し、ウクライナに攻撃用兵器を供与する新たな計画を発表する見通しであると、米メディア「アクシオス」が報じています。

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