2018年に東京都内で行方が分からなくなったフランス人女性について、警視庁は事件や事故の可能性もあるとみて、改めて情報提供を呼びかけています。

共同通信によると、行方不明になっているのはフランス国籍のティフェン・ヴェロンさん（当時36歳）で、観光のため日本を訪れていました。

ヴェロンさんは2018年7月29日、栃木県日光市の宿泊施設にチェックインした翌日に姿を消し、荷物やパスポートは部屋に残されたままでした。

最後に確認されたのは、東京都中野区の滞在先だったということです。

家族はその後も日本に滞在し、ビラ配りやSNSでの呼びかけなどを通じて娘の行方を探し続けてきましたが、現在も有力な手がかりは得られていません。

警視庁は事件・事故の両面から捜査を続けており、少しでも心当たりのある人に情報提供を呼びかけています。