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イラク・ワーシト県のショッピングモールで致命的火災、当局が調査中
ショッピングモールの火災で多数の犠牲者が出たことを受け、当局は3日間の服喪を実施すると発表しました。
イラク・ワーシト県のショッピングモールで致命的火災、当局が調査中
クート市のショッピングセンターで火災、死傷者約50人 / others
2025年7月17日

イラク東部ワーシト県の都市クートにあるハイパーマーケットで大規模な火災が発生し、数十人が死亡したと、国営通信INAが木曜日、同県知事の話として報じました。

SNS上に投稿された映像には、クート市内の5階建てビルが夜間に炎上し、消防隊が消火にあたる様子が映っていました。

「確認された犠牲者は59人ですが、そのうち1人の遺体は激しく損傷しており、身元の特定が極めて困難な状況です」と、市の保健当局者がロイターに述べました。

ワーシト県のモハンマド・ジャミール・アル・マヤヒ知事は、ショッピングモール火災の犠牲者を悼み、3日間の服喪を宣言したと国営通信INAが報じました。

「クート市民の皆さん、そしてワーシト県の全ての県民の皆さん。私たちはこの悲劇的なハイパーマーケット火災により、かけがえのない約50人の命──男性、女性、子どもたち──を失いました。県として深い悲しみに包まれています」と、アル・マヤヒ知事は述べました。

火災の原因は現時点では明らかになっていないものの、知事は初期調査の結果を48時間以内に公表すると述べたと、国営通信INAが報じました。

「この事件には何らかの背景があり、直接的または間接的に関与した者に対して寛容な対応はしません。初期調査の結果は48時間以内に国民に公表します」と強調しました。

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