2025年7月4日
ドナルド・トランプ大統領は、米国建国250周年を記念する「America250」の一環として、ホワイトハウスの敷地内で本格的なUFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ)の試合を開催すると発表しました。
木曜日にアイオワ州の州立フェアグラウンドで演説したトランプ氏は、このイベントには最大2万5千人の観客が集まる見込みであり、親しい側近であるUFCのダナ・ホワイトCEOが主催すると述べました。
「私たちの国立公園や戦場跡、歴史的な場所では、『America250』を記念した特別なイベントが開催されます……UFCの試合まであるんですよ」と彼は述べました。
「UFCを見ている人はいますか?あの偉大なダナ・ホワイトも登場しますよ。UFCの試合をやります。考えてみてください、ホワイトハウスの敷地内でUFCの試合ですよ」とトランプ大統領は付け加えました。
命がけの覚悟
ホワイトハウスの報道官キャロライン・レビット氏は、トランプ大統領がこの計画に「命がけの覚悟」で臨んでいると述べました。ただし、国立公園局との調整や許可を含む実務面については、依然として不透明な点が多いとされています。
UFCの試合は、米国建国250周年(セミ・クインセンテニアル)を記念して全米各地で行われるプロ・アマ問わず多様なイベントの一環とされています。
具体的な会場や形式、警備体制については現在も検討が進められています。
トランプ大統領はUFCの熱心な支持者として知られており、これまでにも何度もオクタゴンに姿を現しています。
UFCの代表ダナ・ホワイト氏は、2024年の共和党全国大会(RNC)最終日にトランプ氏を紹介しました。