2025年6月26日
イランは、米国の仲介によるイスラエルとの約2週間にわたる戦闘の一時停止を受け、領空の一部を再開したと発表しました。
イラン道路都市開発省の報道官マジド・アフカヴァン氏は27日、自身のXの投稿で「国内線、国際線、および通過便に対し、東半分の領空が再開された」と述べました。
しかし、テヘランのメヘラーバード空港およびイマーム・ホメイニ国際空港の発着便は、引き続き運航停止となっており、再開の見通しは立っていないと同氏は付け加えました。
この措置は、6月13日にイスラエルがイランの核施設や軍事拠点を攻撃したことに端を発する、イランとイスラエル間の12日間にわたる衝突を受けたものです。これは、両国間で近年最も直接的な対立の一つとされています。
米国の仲介による一時停戦によって、双方は一触即発の状況から一歩引いた形となりましたが、地域全体では依然として緊張が高まったままです。