2025年7月3日
アフリカ連合の平和維持ミッションに所属する軍用ヘリコプターが、火曜日にソマリアの首都モガディシュの空港で墜落し、炎上しました。国営ソマリア国営通信SONNAが報じました。
このヘリコプターはアフリカ連合ソマリア支援・安定化ミッション(AUSSOM)に所属しており、着陸中に墜落した際には8人の要員が搭乗していたと、SONNAはXで伝えています。また、火災はすでに鎮火されたとしています。
死傷者の有無は明らかになっていません。AUSSOM側からのコメントも現時点では出ていません。
空港職員のファラ・アブドゥレ氏はロイター通信に対し、「爆発音を聞き、煙と炎がヘリコプターの上に立ち上るのを見ました。煙でヘリコプター全体が覆われていました」と証言しました。
AUSSOMは、ソマリア軍と連携し、過激派組織アル・シャバブへの対策として、国内に1万1,000人以上の要員を派遣しています。
アル・シャバブは、国際的に承認されたソマリア政府の転覆と、自らの統治体制の樹立を目指し、20年近くにわたりテロ活動を展開しているアルカイダ系武装組織です。