2025年8月13日
イスラエル軍は水曜日、ガザを占領する作戦計画の「主要枠組み」をエヤル・ザミール参謀総長が承認したと発表しました。
軍の声明によると、エヤル・ザミール参謀総長は、参謀総会、国内治安機関(ISA)の代表者、および他の指揮官との会議の中で、この計画を承認したとされています。
声明では、「議論の中で、これまでのイスラエル国防軍(IDF)の行動が報告され、昨日(火曜日)開始されたザイトゥーン地区への攻撃も含まれた」と付け加えています。
また、「ガザ地区における次の段階の作戦計画の中心的な構想が提示され、政治指導部の指示に従い承認された」と述べています。
イスラエルの激烈な攻撃
ガザの民間防衛当局によると、最近ガザ市へのイスラエル空爆が激化しており、ザイトゥーン地区やサブラ地区の住宅街が「民間住宅を標的とした非常に激しい空爆を受け、高層ビルも含まれる可能性がある」と報告されています。
ネタニヤフ政権が、22か月以上続く戦闘後にガザ戦争を拡大する計画を進めていることは、国際的な非難だけでなく国内でも反発を招いています。
国連支援の専門家は、イスラエルが人道支援の流入を大幅に制限しているガザ地区で、広範な飢饉が進行していると警告しています。
ガザ保健省の数字によると、イスラエルによるガザでの戦争で、少なくとも61,599人のパレスチナ人が死亡しています。