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日本の米軍基地で爆発音との情報
この事故で自衛隊員4人が軽傷を負いました。
日本の米軍基地で爆発音との情報
地元メディアによると、4人の負傷者が報告されましたが、命に別状はないとのことです。/ 写真: AP / AP
2025年6月9日

沖縄県にある米軍嘉手納基地内の自衛隊施設で爆発が発生したと、関係者が明らかにしました。地元メディアによると、負傷者が報告されていますが、いずれも命に別状はないということです。

爆発は、自衛隊員が爆発物処理作業の準備をしていた際に発生したと共同通信が報じています。

防衛省の担当者は、嘉手納基地内の自衛隊施設で爆発があったとの通報を受けたと明らかにしました。

時事通信などの地元メディアによると、4人が負傷しましたが、いずれも命に別状はないとされています。

NHKは、防衛省の関係者の話として、爆発は不発弾の仮置き場で発生した可能性があり、現在、当局が状況の確認を進めていると伝えています。

沖縄県読谷村の地元担当者はAFPに、「自衛隊施設で爆発があったとの情報があり、負傷者も確認されているようですが、詳細はまだ分かっていません」と述べました。

地元当局によると、周辺住民に対する避難指示は出ていないということです。

沖縄には、日本国内にある在日米軍施設の大部分が集中しています

中国と日本の緊張

防衛省は月曜日、中国の空母を含む艦隊が週末に日本の排他的経済水域に進入し、その後、戦闘機を使った訓練を行ったと発表しました。

発表によると、中国の空母「遼寧」とミサイル駆逐艦2隻、高速戦闘支援艦1隻が、土曜日に日本の最東端に位置する南鳥島の南西約300キロの海域を航行したということです。

防衛省の担当者はAFPに対し、中国の空母が日本の排他的経済水域内のこの海域に入ったのは今回が初めてだと明らかにしました。

担当者は「中国軍は遠方での作戦遂行能力や運用能力の向上を図っていると見ています」と述べました。

中国の軍事力の拡大や海空軍の戦力を用いて領有権をめぐる争いで圧力を強めていることは、アジア太平洋地域の米国や同盟国に懸念を抱かせています。

林芳正官房長官は月曜日の記者会見で、政府は中国側に「適切なメッセージを伝えた」と述べる一方で、正式な抗議を行ったとは明言しませんでした。

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