19時間前
インドネシアのレウォトビ・ラキラキ山が噴火し、濃い火山灰の柱が空高く噴き上がったと、同国の地質庁が発表しました。
月曜日の噴火では、火山噴出物の柱が最大で上空18キロに達し、周辺の村々に火山灰が降り積もりました。
現時点で死傷者の報告はありません。
地質庁によると、火山は灼熱のガス雲を斜面に沿って噴出させたということです。また、同庁は6月18日の噴火を受けて、すでにこの火山の警戒レベルを最高段階に引き上げていました。
昨年11月に発生したレウォトビ・ラキラキ山の噴火では、少なくとも9人が死亡し、数十人が負傷しています。
標高1,584メートルのこの山は今年3月にも噴火しましたが、当時は死傷者は報告されませんでした。
この火山は、フローレス・ティムール県にあるレウォトビ・プルンプアン山との双子火山です。
インドネシアには120の活火山があり、環太平洋火山帯「リング・オブ・ファイア」に位置しています。
また、現地英字紙ジャカルタ・グローブが月曜日に報じたところによると、首都ジャカルタでは、土曜日からの大雨により数十の地域が浸水したということです。