2025年8月19日
エア・カナダの客室乗務員1万人を代表する組合は、火曜日早朝、ストライキを終結させる「暫定合意」に達したと発表しました。
週末に始まったストライキ以降、月曜日の夜遅くに初めてエア・カナダと組合は交渉を再開しました。
このストライキは、夏の旅行シーズンのピーク時に1日約13万人の旅行者に影響を及ぼしています。
組合によると、今回の合意では、飛行機が地上にいる間の勤務に対する給与が保障されることになり、ストライキの原因となった主要な問題の一つが解決されます。
これは、ストライキが違法と宣言されたにもかかわらず、客室乗務員が出勤しないと組合が表明したことを受けたものです。
エア・カナダは、約1万人の客室乗務員が賃金をめぐる争議により土曜日の深夜直後にストライキを開始したため、すべての運航を停止しました。
数時間後、カナダの労働政策担当大臣パティ・ハジュ氏は、ストライキを停止させ、両者を拘束力のある仲裁に導く法的措置を発動しました。
ハジュ氏は記者団に対し、「これは軽々しく下した決定ではありません。カナダ国民や経済に即座に及ぶ悪影響の可能性があまりに大きいためです」と述べました。