2025年6月25日
NATO次期事務総長のマルク・ルッテ氏は、イスラエルとイランの対立についてトランプ米大統領が汚い言葉を使ったことに関連し、「学校の喧嘩に介入するお父さんのようだ」と話しました。
ハーグで開催されたNATO首脳会議で、トランプ氏はイランとイスラエルの戦いを子どもの喧嘩に例えました。
「校庭での子ども同士の喧嘩のようだ。激しくて止められない。2〜3分戦わせれば、その後は簡単に止められる」と表現していました。
これに対し、ルッテ氏は「その後、お父さんが強い言葉で止めさせることもある」と笑いながら話しました。
火曜日、イランとイスラエルの停戦合意を受けて、トランプ氏は「両国は長い間激しく戦いすぎて、自分たちが何をしているのか分かっていない」と述べました。
NATOはコメント要請に対し、即答しませんでした。
また、水曜日には、米国によるイランの核施設への爆撃が第二次世界大戦の終結に繋がった広島・長崎への原爆投下に似ていると比較しました。
トランプ氏は「広島の例も長崎の例も使いたくないが、基本的には同じことだ。それが戦争を終結させた。このことも戦争を終結させた」と述べました。