18時間前
フィリピンの企業を実際に運営していたとされる須見一容疑者(45歳)ら3人が、投資を名目に資金を集めたとして詐欺容疑で再逮捕されました。警視庁は、全国から集まった巨額の出資金の流れを詳しく調べています。
捜査関係者によると、須見容疑者らは「高い利回りが期待できる」などと事実と異なる説明を行い、40代から60代の男性投資家に社債を勧誘し、総額でおよそ7300万円を不正に得た疑いがあるということです。実際の事業は赤字であったにもかかわらず、全国で約5500人から460億円規模の資金を集めていた可能性が指摘されています。
また、現地視察ツアーを実施し、従業員に扮した人物を登場させるなど、巧妙な手口で投資家の信頼を集めていたことも判明しました。警視庁は、集められた資金の使い道や流れを詳しく調査しています。
今回の再逮捕で、多くの出資者が巧妙な手口で被害を受けた可能性が高まっています。今後は資金の使い道や関係者の役割が明らかになる見込みです。市民は信頼できる情報を確認し、投資のリスクに注意する必要があります。