17時間前
トルコでは夏の季節の到来とともに森林火災が大幅に増加しており、6月1日以降、公式記録で1,516件の火災が報告されています。
月曜日、トルコのエルドアン大統領はXで声明を発表し、27機の飛行機、105機のヘリコプター、14機のドローンを含む大規模な航空隊の支援を受けながら、消防チームが24時間体制で消火活動にあたっていることを確認しました。
また、約6,000台の消防車や初期対応車両、さらに25,000人の森林管理職員が動員され、火災の鎮圧にあたっています。
「これまでに1,507件の火災が鎮火されました。航空隊は10,260回の出動を行い、3万3,000トン以上の水を投下して火を消しています」とエルドアン大統領は述べました。
また、火災を引き起こした疑いで31人が拘束されており、そのうち10人が正式に逮捕され、さらに10人は今後の捜査を待つ間、司法監視のもとで釈放されていると説明しました。
エルドアン大統領は火災の被害を受けた市民にお見舞いの言葉を述べるとともに、残念ながらほとんどの森林火災が人為的な過失や故意によって発生していると警告しました。
「我が国はもちろん、あらゆる予防措置を講じておりますが、何よりも重要なのは火災を起こさないことだと皆様に改めてお願いしたい」とエルドアン大統領は述べ、今後2ヶ月間、トルコの「緑の故郷」を守るために市民の皆様に最大限の注意を呼びかけました。