21時間前
中国軍によると、中国、ロシア、モンゴルは今週、初の合同国境防衛演習を実施し、三国間の安全保障協力の強化を示しました。
人民解放軍は公式微博アカウントで、今回の演習「国境防衛協力-2025」が月曜日と火曜日に、三国が共有する特定されていない国境地域で行われたと発表しました。
軍によると、実動演習の目的は「三国間の戦略的協力を強化し、国境安全保障上の脅威に対応する能力を高め、戦略的相互信頼をさらに強固にすること」です。
演習中、中国領内に合同指揮所が設置され、「領土の所在国が主導し、多国間協議と並行指揮の原則に従って運用された」と微博の投稿は伝えています。
この演習は、9月2日に北京で三国首脳による三者会合が行われた直後に実施されました。前日には習近平国家主席が上海協力機構(SCO)首脳会議で非西側諸国の首脳20人以上を招き、新たな国際安全保障・経済秩序を推進していました。
モンゴルは2004年以降、SCOに加盟せず、オブザーバー国としての立場を維持しており、インド、パキスタン、イランなどが正規メンバーとなったのとは対照的です。
北京は引き続き、この10か国からなる枠組みへの加盟を小国の隣国に促しています。
情報源:Reuters