東京・新宿区で、ミャンマー出身の22歳の留学生が路上で暴行を受け、死亡する事件が起きました。警視庁は、ミャンマー国籍の24歳のゾー・ミョー・テッ容疑者を含む3人を殺人容疑で逮捕しています。

事件当日、被害者は現場近くのナイトクラブで容疑者を含む別のグループと接触していました。警察の調べでは、両グループは面識がなく、ナイトクラブでトラブルが発生した後に退店させられていたことが確認されています。

その直後、路上で容疑者らが被害者を襲い、頭部に致命的な傷を与えた疑いです。

取り調べで、ゾー・ミョー・テッ容疑者は「殴ったことは間違いないが、殺すつもりはなかった」と一部容疑を否認しています。残る2人の容疑者も同様に否認しており、警察は供述の食い違いを慎重に確認しています。

今回の事件は、外国人同士の小規模なトラブルが暴力事件に発展した事例として注目されています。

警視庁は引き続き捜査を進めており、事件の動機や詳細な経緯の解明が待たれています。