アジア
3分読む
マニラ繁華街で日本人男性2人が拳銃で撃たれ死亡、警察が捜査中
現地警察は、事件を強盗殺人として捜査しており、容疑者2人を拘束しました。
マニラ繁華街で日本人男性2人が拳銃で撃たれ死亡、警察が捜査中
マニラでは昨年10月以降、日本人を狙った銃を使用する強盗事件が相次いでおり、今回の事件もその一連の流れの中にあるとみられています。/ 写真: AFP
2025年8月18日

2025年8月15日夜、フィリピン・マニラで日本人男性2人が銃で撃たれ、死亡する事件が発生しました。現地警察は強盗殺人として捜査を進め、18日には事件に関与したとされる容疑者2人を拘束しました。

現地時間の15日午後10時40分ごろ、マニラ市マラテ地区のマルバー通りで、41歳のナカヤマ・アキノブさんと53歳のサトリ・ヒデアキさんがタクシーから降車した直後、男が近づき、拳銃で発砲しました。男は2人の所持品を奪い、バイクで逃走したとみられています。被害者2人はその場で死亡しました。 

現場はバーやナイトクラブ、商店が並ぶ繁華街で、日本人を含む多くの外国人観光客が訪れる場所です。防犯カメラには、タクシーを降りた直後に2人が倒れ、犯人がバイクで逃走する様子が記録されていました。

警察は事件後の捜査で、容疑者2人を特定し、18日に拘束しました。そのうち1人は旅行ガイドをしており、被害者と同じタクシーに乗っていた可能性があると報じられています。

マニラでは昨年10月以降、日本人を狙った銃を使用する強盗事件が相次いでおり、今回の事件もその一連の流れの中にあるとみられています。

日本大使館は現地当局と協力し、被害者遺族の支援にあたる一方、在留邦人や旅行者に対しては夜間の徒歩での移動を控えるよう注意を促しています。また、治安情報の発信を強化し、安全確保に努めています。

TRT Globalを先行チェック!ご意見をお聞かせください!
Contact us