14時間前
自民党は、石破総理大臣の後任を選ぶ総裁選を、全国の党員・党友も参加する「フルスペック型」で実施する方針を固めました。国会議員の投票は、10月4日に行う方向で調整が進められています。
今回の総裁選は、国会議員票295票と党員・党友票295票を合わせた590票で争われる見通しです。当初は党員投票を行わない「簡易型」も検討されましたが、党員の声を重視すべきだとの意見が強まり、最終的に「フルスペック型」で実施することになりました。
また、党員が投票に参加しない場合、党活動への関心低下や党員登録更新への影響が懸念されていたことも背景にあります。政治評論家からは「党員との関係維持を重視した判断」との見方も出ています。
現時点で正式に出馬を表明しているのは茂木敏充前幹事長です。小泉進次郎農林水産相、高市早苗前経済安保担当相、林芳正官房長官らの動向も注目されています。
石破総理大臣の後継を決める今回の総裁選は、国会議員投票を10月4日に行う方向で最終調整が進められています。
党員票と合わせて実施されることで、党の透明性や正統性を高める重要な節目となります。候補者の動き次第で、総裁選はさらに注目を集めると予想されています。
情報源:Reuters