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経済再生担当大臣の赤澤亮正氏は、2025年9月4日、米国ワシントンD.C.への訪問のため出発しました。今回の渡航は、日米間で継続して行われている貿易協議の一環であり、赤澤氏にとっては10回目の直接協議となります。
赤澤氏は、米国側に自動車関税引き下げを含む合意の早期履行を求める方針です。現在、日本からの自動車輸入に対する関税は25%から15%に引き下げることで合意されていますが、正式な手続きはまだ整っていません。
さらに、両国で進められている総額5,500億ドル規模の投資計画についても、赤澤氏は協議を重ねる予定です。日本側は、この取り組みを通じて米国経済への貢献をアピールし、関税引き下げを一日でも早く実現することを目指しています。
赤澤氏は訪米前に、事務レベルでの調整は整ったと説明し、今後は閣僚レベルで協議を進め、米国側に迅速な大統領令の発出を求める意向を示しました。今回の訪米により、日米の貿易関係が一層強化される見込みです。
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