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経済同友会、代表幹事・新浪氏の処遇を協議へ
新浪氏は日本を代表する財界人の一人であり、その発言力や影響力は経済界に大きく関わります。
経済同友会、代表幹事・新浪氏の処遇を協議へ
新浪剛史氏は、サントリーホールディングス会長を辞任した後も、代表幹事として経済同友会の運営に関与しつつ、自身の潔白を主張しています。/ 写真: AP
21時間前

経済同友会は、元サントリーホールディングス会長で代表幹事の新浪剛史氏が、警察の捜査を受けたサプリメントに関して自身の潔白を主張しつつ、代表幹事としての活動を当面自粛する意向を示したことを受け、今後の処遇について協議する方針を固めました。

新浪氏は3日に定例会見を開き、「今回の件でご迷惑をおかけして申し訳ありません」と陳謝しました。その一方で、購入したサプリメントは米国で知人から紹介された大麻草由来の「CBD(カンナビジオール)」であり、日本では合法であると認識していたと説明しました。また、サントリーホールディングスの会長職を辞任した理由については、「大好きなサントリーに迷惑をかけてはいけない」と述べました。

新浪氏は代表幹事職を辞任せず、当面は筆頭副代表幹事の岩井睦雄氏が職務を代行します。経済同友会は複数の理事で構成される「会員倫理審査会」を立ち上げ、捜査状況や外部弁護士の意見も踏まえて、9月中をめどに新浪氏の処遇について結論を出す予定です。

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新浪氏は日本を代表する財界人の一人であり、その発言力や影響力は経済界に大きく関わります。今回の措置は、経済同友会のリーダーシップ体制や組織運営の方向性に注目を集める契機となっており、今後の判断が経済界や社会にどのような影響を与えるか、注視されています。

情報源:Reuters
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