11時間前
自民党の有村治子両院議員総会長は4日、森山裕幹事長に辞表を提出しました。有村氏は自身のXで「国政選挙の結果こそ最大の民意だ」と強調し、現状を看過できない意向を示しました。この動きは党内外で大きな注目を集めています。
有村氏は、2度の国政選挙での敗北に対して党の最高幹部が責任を取らない現状を指摘しました。
また、麻生派(志公会)に所属するものの、派閥の会長である麻生太郎最高顧問から辞任指示は受けておらず、「熟慮の上での自らの判断だ」と強調しました。
さらに、有村氏は総裁選前倒しや参院選総括の両院総会で議長を務め、党内議論の中心的役割を果たしてきました。
有村氏の辞表提出は、党の方向性や戦略の見直しを促す契機となるとともに、党の信頼回復や支持拡大に向けた行動を求める重要な転機です。

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有村氏は最後に、石破茂首相(党総裁)が後任人事を明らかにせず現体制を維持しているとの見方を指摘しました。自民党は今後、党内の結束を図りつつ、国民の信頼を取り戻す努力が不可欠であり、その動向に注目が集まっています。
情報源:X